
こんばんは、gris-grisの藤です。
今日は、小麦9歳のお誕生日でした。
小麦が生まれ、出会っていなければ、私はきっと犬についてここまで学ぶことはなかったと思うので、感慨深い気持ちで一日を過ごしました。
さて、昨日の記事には目を通して頂けましたでしょうか?

どんな風に歩いているか、イメージはわきましたか?
何度も書いていますが、お散歩トレーニングは社会化トレーニングの場です。
『社会化』という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
『社会化』とは超簡単に言うと、犬が人間社会でしあわせに暮らすために、人間社会のさまざまなことに慣らすことです。
慣らすために経験させればいいと考えるかもしれませんが、ただ経験させれば慣れていくものではないんですね。
犬にとって良いもの(ポジティブなもの)として経験させることが大事なんです。
逆に言うと、危険だ!とか怖い!などのネガティブなものと結びつかないように配慮をする必要があります。
お散歩トレーニングの場も、犬がネガティブに感じるものがあったなら、そこは社会化トレーニングの場とはなりません。
なので参加するわんちゃんと飼い主さんの全員が、安心して安全に、そしてリラックスして歩けることを一番大切にしています。
小さい犬から大きい犬まで、性格も、抱えているお悩みも、問題もさまざまな犬と飼い主さんが集い、ひとつのパックになって歩きます(パックウォークと言います。)ので、全員にとって社会化トレーニングの場となるよう、以下のことをお願いしています。
参加されるみなさんへのお願い
- 犬も人も叱らない
- 犬同士の距離を充分に取る
- リードをゆるめる
なので、犬同士の挨拶はご遠慮ください。
また持参したおやつは、基本ご自分のわんちゃんの社会化のためにお使いください。
いつもやっていることと違うわ!とおどろかれた方も、いるかもしれませんね。
私もそうだったのですが、はじめはなぜそうするのかを理解できないかもしれません。
でも犬を知っていくと、おのずとこうやって歩きたくなりますから、一緒に歩くことを重ねながら、少しずつ犬について学んでいきましょう。
そしてはじめは、できなくても大丈夫です!
私や一緒に歩くお仲間がサポートしますので、安心してくださいね。
こういう風に歩くんだということを頭の片隅に置いておいてください。
そして一緒に歩きながら、犬を知って、どうすれば犬にとって心地よい場所になれるかを考えてくださるとうれしいです。


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