
こんばんは!グリグリの藤です。
今日は一年に一度のお楽しみ。
ひじきのお里の仲間に会うために、FCIジャパンインターナショナルドッグショーに行ってきました。
ひじきをわが家に迎えてから、ほぼ毎年行っているドッグショー。
犬種によって耳の位置や歯並びをはじめ、性質やサイズなどスタンダード(犬種標準)が細かく定められていて、審査はそれに沿って行われています。
ショーではスタンダードに近い犬が評価され、ブリーダーは犬種の理想の形であるスタンダードを目指してブリーディングを行います。
なのでショーは、ブリーディングの正しさを評価するとも言われています。
犬のブリーディングと遺伝のセミナーを受講してから、スタンダードが見た目の美しさやサイズよりも、心身の健全さや犬たちの生きやすさにつながるものであってほしいと強く願う私がいます。
心身共に健全な犬をとご尽力されている人がいる一方で、見た目や大きさを重視したり、無理な繁殖の結果、遺伝病や健康問題など、ブリーディングの問題を耳にします。
私は小学生の頃からずっと鼻ぺちゃ(短頭種)の犬が好きで、念願叶って初めて一緒に暮らした犬はパグでした。
コムひじと暮らし始めて、犬の勉強を進めていくうちに、私がかわいいと思っていた特徴が、犬たちの苦しみにつながっていることを知った時は、とてもショックでした。
でも大好きだからこそ、見て見ぬふりはできないと思いました。
かわいいからとか、高値が付くからとか、人気だからとか、希少だからとか・・・。
人の勝手な都合のために、犬に一生涯の苦痛を背負わせてはいけないと思うのです。
繁殖に携わっていないから、何もできないような気がするかもしれません。
でも、犬の一生に関わることなので、犬に関わる全ての人にとって、そしてこれから関わる人にとっても大切なことなんですよね。
大好きな犬の今、そして未来のために、まずは知ること。
そして一人一人ができることを考えることが、大事なのではないでしょうか。