
こんばんは、gris-grisの藤です。
今日は、心待ちにしていたヒグチユウコ展【CIRCUS】に行ってきました。
すごい作品数で、見応えたっぷり!
繊細なタッチで描かれた、美しくてかわいくて、そしてちょっぴり毒もある不思議な生き物たちが織りなす、ヒグチユウコさんの世界観にどっぷりつかり至福の時でした。
会期中にあと3回は行きたいぐらい、中毒性がありますね。
すてきだったー!
ネガティブな刺激も結びつく
先日、【名前を呼んでおやつ】について書きました。
宿題にしていた、古典的条件づけについては、調べて頂けましたか?
これを知っていると、犬との暮らしがより豊かになるので、はじめは???かもしれませんが、頑張って調べてみましょう。
私もわかりやすく説明できるように努めますね!
さて、簡単にさらっと復習します。
犬にとって【意味のない刺激】と【ポジティブな刺激】を一緒に犬に与えることをくり返します。
刺激と刺激が結びつくと、意味のない刺激がポジティブな刺激に変身しますよ~
というのが、名前を呼んでおやつでした。
※もっと深い取り組みなのですが、今の段階ではここまでとして、少しずつ説明していきますね。
名前を呼んでおやつは、ポジティブな刺激しか使いません。
ですが同じ原理を使って【 】の中に入るものが、痛みや大きな音、ビックリや恐怖などの犬が不快な刺激だった場合、ネガティブな刺激に変身してしまうんです。
ネガティブな刺激を犬たちは嫌いになったり、避けたりするようになります。
叱らないことをお願いした理由の一つは、飼い主さんがネガティブな存在になってしてしまうからでした。
動物は危険を察知する能力に長けているので、ネガティブなことは1回で結びついてしまうこともあります。
またポジティブな刺激も、ネガティブな刺激も、人が意図的に結び付けようとしなくても、自然に結びついてしまうんです。
自分のふるまいを見直す
もし叱っていないのに、犬がよそよそしかったり、ビクビクしていたり神経質だったりする場合、もしかしたら自分では気づかない内に、犬にとってネガティブなものと結びついているかもしれません。
私はかなりガサツでして(^_^;)
寝ているひじきのそばをバタバタと歩いたり、突然さわってビックリさせてしまったり。
カメラを首にかけていることを忘れて、うん様回収のために前屈みになったら、カメらが小麦の頭に直撃してしばらく警戒されてしまったり。
他にも色々、ヤラカシテきた過去があります。
コムひじに鍛えられて、随分おしとやか(当社比)になりましたけど・・・。
これじゃ、叱ってるのと変わりがないですよね。
うっかりや自分では気づいていないふるまいが、犬をビックリさせたり不快にさせてしまうことがあります。
そうならないためには、普段から自分のふるまいを意識して、「犬から見て、どうなんだろう?」を考えるといいのではないでしょうか。
お散歩トレーニングでは、お散歩バッグはリュックやウエストバッグなど、体に固定できるものを持つようにお願いしています。
これは人が前屈みになったり、しゃがんだ時に、バッグが揺れたり、バサーっと犬の頭に落ちて、ビックリさせないための配慮なんです。
そういう思いやりを持って、接してくれる人のことを犬は好きだと思います。
犬に好かれる人を目指して、自分のふるまいを見直していきたいですね。
私も、もっとうんと仲良くなりたいから、見直しをがんばります!