
こんにちは!gris-grisの藤です。
日曜日は、チャーリードッグスクール 夏目先生の横浜お散歩トレーニングに参加しました。
私自身もお散歩トレーニングを開催していますが、自分の犬と取り組みを続ける一飼い主です。
わが家の目下の課題は、小麦がとぉちゃん(夫です)にガウガウしたり、飛びかかって噛むこと。
この行動だけを切り取って見ると、攻撃的でとぉちゃんのことがキライだとか、ネガティブな感情からの行動のように思われるかもしれません。
ですがそうではないことは、小麦の様子のいたる所で知ることができるんです。
むしろ、とぉちゃんのことが好きすぎる故の行動なんですね。
好きな気持ちを不器用に表現する小麦を見ていると、犬たちって本当に感情が豊かで、愛情深い動物なんだと感じます。
とぉちゃんも好き故だと理解していますが、噛まれてうれしい人はいませんし、小麦には噛む経験をさせたくありませんから、部屋を分けて生活したりと数々の対策をしながら暮らしています。
今のままでも何とか対応できているので、暮らせないことはないのですが、小麦の気持ちが満たされないままですし、そこから別の問題が生まれることもあります。
また小麦自身の暮らし難さに繋がってるなと感じることもあります。
満たされないことからの問題ですから、問題だけ、行動だけを何とかしようとしても難しいです。
だから何とか満たしてあげたいと、これまで試行錯誤しながら取り組みを続けてきました。

そんなわけで、小麦を満たすためにやってみたらどうだろう?と、考えていたことがありました。
先生に相談してアドバイスをいただきつつ、実践してみることに。
結果、想像以上に良い手応えを感じることができました。
私の課題が山盛りですが(そこは頑張るしかない!)、この取り組みを重ねって行った先・・・3ヶ月、半年、そして一年後が楽しみなほどです。
それはとぉちゃんも同じだったようで、うれしい限り。
小麦も楽しそうに歩いていましたし、良い経験を通して学び、何より心が満たされる時間になったのではないかな。

新たな取り組みをはじめて、盛大にガウガウするし、激しく吠える小麦^^;
普段のお散歩だと、白い目で見られて気後れしてしまいそうですが、お散歩トレーニングでは、そんなことが一切ありません。
飼い主さんたちは、温かく見守ってくださるし、犬たちも吠えている小麦を代わる代わるなだめようとしてくれるんですよ。(ありがとうございます♪)
おかげで私も落ち着いて、気兼ねすることなく取り組みをすることができました。
小麦とひじきがパピーの頃からこれまで、様々な取り組みをみんなの肩をかりて行い、のびのびと成長させてもらいました。(今も継続中です)
このような場があるって、本当にありがたいなぁといつも思います。
犬を家族に迎えたら、そのお家での暮らしができるまでは、悩みがつきないものです。
それが落ち着いたと思ったら、年を重ねていくにつれ、家族や犬の変化(成長)で新たなお悩みが出てきたり、またより良く暮らさせてあげたいと取り組んだり。
つまり犬との暮らしに完成はなく、取り組みは一生涯続きます。
その時々で、大変な犬と飼い主さんに手を差し伸べて、支え合うお散歩トレーニング。
そんな犬と飼い主さんの成長をあたたかく見守り、一生涯を支える場所が、どの犬と飼い主さんのそばにもあるようになりますように!
というのが、私の野望のひとつでもあります。