
こんばんは!グリグリの藤です。
時間の決まっていない予定ばかりだった今日は、1頭ずつ、のんびりとお散歩に行くことができました。
時間に余裕があるって、いいですね。
小麦の足が悪いこともあって、1頭ずつお散歩することが多い小麦家です。
「1頭ずつお散歩するなんて、大変ねぇ。」
なんて言われることもありますが、私にとってお散歩は、犬と共通の楽しみであり、リードワークの実践の場。
学びの時間でもあります。
なので、その機会がたくさんあるのは、うれしいこと。
わが家は、猫のかのこも敷地内をお散歩するので、鬼コーチが3頭もいる!という、ありがたい状況です。
中でも、かのこが1番の鬼っぷり(笑)を発揮して、私のリードワークを鍛えてくれています。
というのも、かのこは少しでもリードが張ると、動かないんですね。
突然の動きも多いですし、猫とお散歩すると、犬たちが、いかに人に合わせてくれていることがわかりますよ。
チャーリードッグスクールで、【リードをゆるめる】というリードワークを学んでいなければ、かのことのお散歩は、難しかったんじゃないかな~と思っています。
リードをゆるめる=引っ張らない
お散歩トレーニングでも、みなさんにお願いしている【リードをゆるめる】こと。
どんな時も、リードを引っ張らないのですが、これまでやってきたリードの使い方と違うと、多くの方が感じることの1つではないでしょうか。
私自身、意識せずに引っ張っていることが多かったので、自分のリードワークを修正するときに、苦戦したところでもあります。
このリードを引っ張ることが、犬本来の行動や姿勢をとることを妨げてしまったり、お散歩でのお悩みにつながっていたりするのですよ。
例えば、拾い食いを防ごうと、リードを引っ張ると、首が伸びてパクッと食べられてしまいます。
犬同士の距離が近くて、自分の犬が飛びついたから、慌ててリードを引いて止めたつもりでいたけど、「飛びつくかな?大丈夫かな?」と、やきもきしてたら、意識せずにリードを引っ張っていて、それがきっかけで、飛びついていました。
これらは、私が過去に何度もやってしまっていたことです^^;
その他にも、吠えるきっかっけになっていたり、吠えを助長することにつながっている場合もあります。
少しのリードの引きでも、人が思っている以上に、犬に影響を与えているんですよね。

人がリードを引っ張ることが原因で、行動が出ているのですから、犬を叱るのは違いますよね。
人がリードを引っ張りたくなる、あらゆる場面で、リードを引っ張らずに対応することができますし、リードを引っ張らずに対応するからこそ、お悩み行動が軽減したり、犬らしく、リラックスして歩くことにつながります。
それに、リードを引くことが、犬の身体に与える影響も大きいです。
犬たちが、心身ともに健やかでいるためにも、常にリードを引っ張らずに対応できるように、頑張りたいですね。
それぞれの場面で、リードを引っ張らず、リードに頼らずに、どう対応するかも含めてリードワークなのですが、その前に、自分がいつ、どんな時にリードを引っ張っているかを把握することが大事だと思っています。
ぜひ、次のお散歩では、自分がいつ、どのような場面でリードを引っ張っているかをチェックしながら歩いてみてください。
その時の犬の様子も、あわせて記録を取っておくと、リードをゆるめた時との違いがわかるので、おすすめですよ♪
お散歩中に、いつ、どんな場面で自分がリードを引っ張っているかをチェックしてみる。
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