
こんばんは!グリグリの藤です。
出稼ぎ先の空調が直り、よろこんだのもつかの間。
今度は「寒い、寒い!」と言いながら、働いている私です。
犬たちに合わせて、家の室温も低いですし(鼻ペチャ族と暮らす飼い主のさだめ)、外気温との差に、自律神経が乱れまくりです。(^_^;)
あああ、1秒でも早く、涼しくなってほしいですね。
マズルガードは小麦を守るもの
さて、先日小麦も病院に行ってきました。
てんかんのお薬をもらうためです。(梅雨時期らしさはありましたが、順調です♪)
小麦の受診時に欠かせない、マズルガード。
見た目の印象から、あまり良く思わない方もいらっしゃるようですが、これは小麦の命を守るための、大切なアイテムです。
着けている姿を「かわいそう」と言われたこともありますが、小麦をかわいがっているからこそ、着けているのですよ。
他にも「ヤバい」とか(^_^;)
咬む小麦を連れていると、時々、そのような心無い言葉に出会い、悲しくなることがありました。
もちろん悪気はなく、思わず出た言葉なのでしょうけどね。
心無い言葉が、時に、咬む犬との暮らしを諦めたくないと、頑張る飼い主さんを追い詰めてしまうことがあることを知っておいていただきたいなぁと思います。
そして、できれば「頑張ってるね」と、あたたかく見守っていただけると、うれしいです。
マズルガードは、うれしいもの♪
マズルガードを着けると、小麦は咬むことができません。
小麦が自分を守るための、一番大きなイヤだ!のサインを奪うのですから、無理やり着けるようなことは、絶対にしませんでした。
マズルガードを着けることが、小麦にとってうれしいもの♪になるように。
それはそれはていねいに取り組みましたし、頑張って練習をしましたよ。
【名前を呼んでおやつ】の取り組みで、マズルガードと小麦がうれしいもの♪を一緒に与えることで、マズルガードをうれしいもの♪にしていきました。

わが家では、マズルガードは【おいしいものを食べる器】=うれしいもの♪なんです。
クリームチーズを塗ったり、時にはアイスのカケラを入れたり。
マズルガードにおいしいものを入れて、たくさん食べました。
おかげで小麦が、自らぐいぐいマズルを突っ込んでくれますので、難なく着けることができます。
おやつを隠して、宝探し。マズルガードもおやつを隠す場所のひとつです。
着けられるようになった今も、時々ですが、取り組みを続けています。
というのも、一度うれしいもの♪になったものも、うれしいもの♪と一緒に与えられることがなくなると、うれしいもの♪ではなくなってしまうことがあるからです。
また、病院で着けることが多いのですが、病院でしか着けていないと、マズルガードを着けることが、治療など、何かされることのきっかけになってしまったり、着けることそのものが、イヤなものになってしまうことがあるからです。
小麦にとって、マズルガードをずっとうれしいもの♪にしてあげたいから。
うれしい♪おいしい♪楽しい♪リラックス~に結びつくように、続けているんです。
取り組みに終わりはないの?って思った方も、いるかもしれないですね。
確かに、一度できるようになったことも、ずっとできるように。
また、ずっとうれしい♪ものであるために、飼い主のサポートは必要なので、終わりはないです。
でも、どうやって楽しませてあげようかな?とか、どうやったらよろこんでもらえるかな?って、考えるだけでワクワクしませんか?
そんな心が豊かになる取り組みなら、むしろ終わらないで!って、思います。