叱らない

病気や不調からではないですか?

こんにちは!グリグリの藤です。

先日、小麦が【てんかん】だと診断されて、丸8年が経ちました。

犬のてんかん発作というと、パタリと倒れたり、けいれんを起こしたりを想像する人が多いのかなと思いますが、発作は個体によって様々です。

小麦の場合は、体の一部がピクピクと動き、発作に伴って唸ったり咬んだり、暴れたりします。

いつもの咬んだり唸ったりとは様子が違っていたので、病院で相談したり行動診療を受診しましたが、身体に異常がなく、病気ではないとのことだったんですね。

その【行動の問題】として対応してきた、小麦が唸ったり、咬んだり、暴れたりすること(の一部)に、病気が隠れていたことがわかった日のことを私は生涯忘れることはないでしょう。

この経験があるので、飼い主さんからご相談を受けたときには、その問題行動が病気や不調からではないかを必ず確認するようにしています。

呼んでも振り向かないのは、耳が聞こえにくくなっているのかもしれません。

「お座り」といっても座らないのは、足が悪くて座れないのかもしれません。

なでようとして咬まれたなら、触れたところに痛みがあるのかもしれません。

小麦のように、てんかんの発作に起因する、咬んだり唸ったりかもしれません。

個体差がありますが、犬たちも生きていますから、病気や体調不良でイライラしやすかったりしますし、それらが行動に表れることが少なくないのです。

そして病気や不調が原因だった場合、いくら叱ったりトレーニングをしたところで、必要な治療をしないと問題解決には至りませんし、叱ることによって、問題や飼い主さんとの関係がこじれてしまう可能性があります。

問題行動があると、まずは直すことを考える人が多いと思います。

特に咬んだり唸ったりすることは、叱ったり叩いてでも矯正せよ!という風潮がまだまだありますが、病気かもしれないことを思うと、有無を言わさず全て矯正しようとするのは違うと思っています。

犬たちの行動には、必ず理由があります。

人が犬の行動に困っているとき、犬たちも同じように困っているのです。

悪いことだと決めつけないで、「どうしてその行動をしなくてはならないのだろう?」と、まずは心を配り、考えてみませんか?

こむぎ
こむぎ
あの日から8年が過ぎて・・・。

診断されてから、小麦に合う薬が見つかるまで1年4ヶ月ほどかかりましたが、小麦の発作は落ち着いています。

また発作の時だけでなく、発作が起こった時と同じような状況でも、唸ったり咬んだりしていましたが、治療と同時に進めてきた、小麦の気持ちを切り替えたり、ネガティブな気持ちをなだめるトレーニングのおかげで、以前のように唸って暴れ続けることはなくなりました。

病気だからと諦めることはなくて、必要な治療と共に、飼い主さんが犬の心のより所となって、犬の感情をなだめる取り組みを積み重ねることで、穏やかな暮らしは叶いますよ。

お読みくださりありがとうございます♪

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