
こんばんは!グリグリの藤です。
ついに夏がやってきたー!という感じですね。
7月に入ってから、肌寒い日が続いていましたので、今年は夏が来ないんじゃないか?!なんて思っていましたが、そんなワケなかった(^_^;)
気温と湿度がともに高い夏は、犬にとっては過酷な季節です。
暑さによる疲れは、体調に影響しますので、この時期はお散歩も無理せず短めにして、温度と湿度を管理したお部屋で、快適に過ごしましょう。
お散歩が短い分は、おうちの中で遊んで補ってあげてくださいね。

犬にとって飼い主さんの反応は?
さて、先日、【行動の直後にうれしいことが現れると、その行動をくり返すようになる】という行動の法則がありますよ。
なので、してほしい行動をした時には、犬にとってうれしいものを与えて、褒めましょうということを書きました。

犬にとってうれしいものの中には、思いもよらないものがあったりします。
例えばイタズラをしている犬に、行動を止めさせる目的で「ダメッ!」と言葉で叱る飼い主さんは多いと思います。
言葉をかけた一瞬は、行動が止まるので、効果があるように感じるかもしれませんが、そのあとイタズラをくり返していませんか?
イタズラ(行動)をくり返していれば、「ダメッ!」は、犬にとってうれしいことです。
飼い主さん的には叱っている(しつけている)つもりが、残念ながらイタズラを助長してしまっているんです。
飼い主さんに声をかけてもらったり、構ってもらえたり、注目が得られたりという、飼い主さんの反応は、犬にとっては、うれしいものなんですよね。
私にも経験があるのですが・・・。
小麦がトイレシーツをビリビリに破くたびに、私は小麦を見ていました。
して欲しくない行動って、目につきますよね(^_^;)
ですが、この私の注目が、小麦がトイレシーツをビリビリにすることをくり返させている原因だったのです。
行動の仕組みを学ぼう♪
私たち飼い主が作った環境で暮らす犬たちは、人から出る様々な刺激をサインにして、常に学習をしています。
人のかかわり方によっては、困った行動をさせてしまったり、行動をくり返させることにもなってしまいます。
なので人のかかわりを方を変えることで、問題が改善できるだけでなく、未然に防いだり、未来に備えたり、犬たちをより良く暮らさせてあげることができるんです。
どうかかわるのが良いのかは、行動の仕組みを知るといいですよ。
一緒に暮らす犬と飼い主は、お互いの行動に影響を与え合っていることを理解すれば、叱る必要がない事がわかりますし、一緒の暮らしをさらに楽しく、心地よいものにすることができると思います。
行動の仕組みを知るには、青木愛弓先生の著書や、セミナーがおススメです♪