
こんにちは!グリグリの藤です。
相変わらず、すきま時間を見つけては、チクチクと刺繍を楽しんでいる私です。
ついに、ひじきが完成!
ひじきの毛並みを刺繍するのが、うちの仔の中で、いちばん難しいです。
これまで何度もひじきを刺繍してきましたが、今回初めて、アゴや口周りに増えた、白い毛を刺繍しました。
小麦もひじきも、あっという間に9歳。
早いですね・・・。
小さな頃、特に思春期の頃は大変で、「早く大人になって!」なんて思ったこともありました。

これは小麦が1歳5か月、ひじきが1歳の頃の写真です。
思春期まっ只中の二匹。
特に小麦は、目がつり上がって、おデコのしわも深く、苦虫をかみつぶしたような顔をしていますよね。
当時はかわいい♪と思って写真を撮っていたのですけど、この頃の写真を見返すと、全部このように目がつり上がった、険しい顔の写真ばかりでした。
犬猫の先生にも、お仲間にも、会う度に「苦悩した顔をしてるね。」って、言われていました。
犬にも思春期があるの?って思った方もいらっしゃると思います。
いつから始まるかや、どのくらいの期間つづくのか、どのように現れるのかも、個体差があるのですけど、犬にもあるのですよ。
小麦は6ヶ月を過ぎた頃から、これまでと違うなぁと感じることが出てきたと、記録に書いてありました。
自分を大きくみせようとしたり、強がってみたり、私と根競べになったり、とぉちゃん(夫です)にヤサグレたり。
そんな思春期が、落ち着いたと感じたのは、なんと3歳半を過ぎてからでした。
いや~、長かった!(笑)
色々と派手にヤサグレていましたので、それはもう壮絶な毎日でした。
かなり手こずりましたし、何度泣いたかわかりません(^_^;)
一方ひじきは、とてもマイルドでした。
1歳を過ぎた頃に、急に家具を齧るようになったのと、とぉちゃんの言うことだけ(笑)を全く聞かなくなりました。
焦ったとぉちゃんは、ひじきだけを連れて、遠くのお散歩トレーニングにまで、せっせと通いだしたのでした。
3歳半ぐらいまでの急な変化は想定内です
これまでと違った行動や様子があらわれたり、急に言うことを聞かずに試すような行動が見られたりすると、とぉちゃんみたいに焦りますよね。
これまでの育て方や、しつけが悪かったのかな?と、考える方もいるかもしれません。
ですが3歳半ぐらいまでの、急な変化は普通にあることで、犬として、正しく成長している証なのですよ♪
育て方やしつけが間違っているからでもないし、飼い主がナメられているのでもないので、安心してくださいね。
成長と聞くと、何かができるようになったりとか、うれしいことを想像する人が多いと思います。
でも、犬としての成長は、このような思春期だったり、警戒心が出てきたり、吠えられるようになったりと、人にとってうれしいことばかりではないんです。
犬としての成長が、どういうものかを知っておくことで、突然の変化にも焦らず対応することができますよね。
また、犬の一生を担う飼い主として、知っておくことは大事だと思っています。