
こんにちは!グリグリの藤です。
昨日は、犬の気持ちを知るために【イヤだのサイン】を知っておくといいですよ、ということを書きました。

このような些細な変化をキャッチできることが、犬と仲良くなるコツだと思っています。
イヤだのサイン、クジラ目の他に何があるか、調べてみましたか?
ペロンと鼻を舐めるとか、体をかくとか、眠くないのにあくびをするとか・・・。
調べると、色々と出てきますよね。
例えば【あくび】のように、同じ仕草でも、その時々で意味が違うものがあります。
なのでその一瞬だけでなく、前後の状況の流れから、理解する必要がありますね。
唸ったり咬んだりは、強いサイン
犬が唸ったり咬んだりするのも、イヤだのサインなのですよ。
クジラ目が小声だとしたら、唸るのは大声。
そして咬むのは「イヤだ!」と叫んでいるといったところでしょうか。
それぐらい、非常に強いサインです。
あなたがいやがらせを受けているとして、小声で注意してもやめてくれなければ、しだいに注意する声が大きくなっていきますよね。
それでもやめてもらえなかったら、どうしますか?
私だったら・・・。
「いい加減にしてー!<(`^´)>」って、ブチ切れるかも(笑)
犬たちも、小さなサインで伝わらなければ、強いサインで伝えます。
小さなサインで伝わらないから、唸ったり咬んだりして、伝えるしかないんです。
小さなサインで伝わらないことが続いたら、小さなサインでは伝わらないと理解して、小さなサインを出さずに、強いサインを出すようになることもあります。
またイヤなことが起こると感じる時には、イヤなことが起こる前に、強いサインを出すことを選択するかもしれません。
イヤなことを回避するために行動を起こすのは、人も含め動物であれば当然のことですから。
なので、小さなサインで伝えてくれている時に、キャッチしてあげたいのです。
イヤだと伝えていることを叱らないで
唸ったり咬むことを叱る人もいますね。
イヤだと伝えることは、悪いことなのでしょうか?
イヤだという気持ちを受け入れてもらえず、さらに叱られて追い詰められたら、コミュニケーションが成り立たず、犬たちは混乱すると思います。
小さなサインの内に理解してもらえたなら、唸ったり咬んだりする必要はないのですから、咬まなくてはならない犬の気持ちに寄り添って、叱らずに対応してあげたいですね。
ガブガブ大魔王だった小麦。
病気に起因する咬みもあるけど、それ以外の咬みは、私が小さなサインを見逃していたのが主な原因でした。
小麦の咬みをなくしたいと思っていたけれど、実は私が咬ませていたんですよね。
これに気づいた時は、ショックでしたけど(^_^;)
小さなサインに気づくこと、そして自分を変えることで、今は仲良く穏やかな毎日を過ごしています。