
こんばんは!グリグリの藤です。
出稼ぎ先で、年に数回の、パンを大量に焼く日を間近に控え、準備でバタバタする日が続いています。
パンを作ることは大好きだし、出稼ぎ仲間にも恵まれているので、おおむね楽しく働いているのですが、時にはモヤモヤすることがあります(^_^;)
出稼ぎに限らず、ネガティブな気持ちになることは、誰だってありますよね。
犬猫たちは、飼い主の感情の変化に敏感です。
彼らに不安を感じさせず、安寧を与えられる存在でいたいから、何があっても、毛むくじゃら達の前では、不機嫌さとかイライラを見せないように努めています。
なので、ネガティブな気持ちは、家に持ち帰らないことにしています。
心が荒ぶる日(笑)は、カフェなどに行って、リセットするようにしているのですが、時間がなくて、リセットできないままだったことがありました。
私が犬部屋に入ると、私の足元にやって来て、匂いを嗅ぎ、そこらじゅう走り回るのが小麦とひじきのお迎えスタイルです。
だけどその日の小麦は、私の匂いを嗅いだ瞬間、ビックリして少し飛び退いて、その後私にくるりと背を向けたのでした。
この犬が横や後ろなどに、体の向きを変えるのは、カーミングシグナルのひとつ。
少し落ち着こう!と、相手に伝えているんですよね。
匂いで感情までも、理解することができる犬たち。
自分では、いつも通りにしていたつもりだったのですけど、きっと匂いで全部バレバレだったのでしょう。
小麦のビックリした様子と、「かぁちゃん、落ち着いて!」の犬語にハッ!として、そこからすーーーーっと、心が穏やかになったのでした。
伝わるって、うれしい♪
もし、私が犬語を学んでいなければ、背を向けた小麦を見ても、「いつもと様子が違う。どうしたのかな?」としか思わなかったでしょう。
でも、学んでいたおかげで、小麦の言わんとすることが理解でき、自分を整えることができました。
一緒に暮らしていると、こういうことが、ちょくちょくあるんですよね。
犬たちって、ほんと侮れないです。
その後小麦もすぐに、いつもどおりになったので、私に伝わったことが理解できているのではないかな?!と思っています。
お互いに意思疎通ができて、理解しあえた時、心を通わせることができた♪とうれしくなりますよね。
犬とはそういう関係になれるのに、例えば罰や痛みを使って意思を伝えることをして、コミュニケーションを破綻させてしまうのは、すごくもったいないと思うのです。
だから私たちは、犬の言葉を覚えて、犬たちにも人の言葉を覚えてもらって。
双方向のコミュニケーションを取りながら、お互いに、相手の意見を尊重したり、譲歩したりして、暮らしを重ねていきたいですよね。
私も、まだまだですけど・・・。
そんな犬との暮らしは、心があたたかくなるし、オモシロくて、楽しいですよ♪