
こんにちは!グリグリの藤です。
日毎に、秋の気配が深まっていくのを感じますね。
暑い時期は、引き籠りがちだったので、外で過ごせることがうれしい♪
ついついお散歩の時間が長くなって、あっという間に一日が過ぎていきます。
先日のお散歩で、ハジメマシテのパピーちゃんに会いました。
パピーらしい動きと愛らしさに、思わず目じりが下がります。
「かわいいですね~、毎日楽しいですね~」と言って、飼い主さんを見上げたら・・・。
飼い主さんは、眉を八の字にして困り顔。
「(小麦は)落ち着いていて、いいですね。うちの子は、こんな感じでぜんぜん落ち着かなくて・・・・。」と、お話が続きました。
お話を聞いた後、「パピーちゃんですから、普通ですよ。」と私が言ったとたん、飼い主さんの表情が、パッと明るくなりました。
犬との暮らしが始まったばかりで、大変さの方が勝っていたようです。
その上、お散歩に出れば、周りの犬たちは落ち着いて見えて、うちの子はどうして、こんなに大変なんだろう?って不安になる飼い主さんの気持ち、私もそうだったので、わかるなぁ。
小麦を迎えた当初は、私も余裕がない日々を過ごしていたし、不安なことも多くありました。
でも、当時を振り返ると、私自身が犬に慣れていない。
つまり、犬を知らないから問題に感じたり、悩みを作ってしまっていることが、たくさんあったのですよね。
人が犬に慣れ場所
お散歩トレーニングには、大きな犬から小さな犬まで。
年齢も性別も、犬種も、性格も、お悩みも、様々な犬たちが集います。
自分の犬以外の犬たちの様子を目の当たりにすることで、犬にも様々な子がいることに気づきました。
自分の犬に加えて、これまで一緒に歩いてくれた、たくさんの犬たちが、私の中の【犬という動物について】の思い込みを良い意味で崩してくれたんですね。
私が生涯で一緒に暮らせる頭数は、そんなに多くないですから。
この経験は、宝物だと思っています。
小麦は育てにくさはありましたが、小麦だけがそうなのではないし、特別な犬ではない。
咬んだり唸ったり、時に大暴れしたり、ハッチャケルこともあるけど、普通の犬で、特別なトレーニングが必要なことはなく、どんな犬も、しつけの基本は一緒だと知れたことは、本当に大きかったです。
お散歩トレーニングは、犬たちの社会化の場であり、人が犬に社会化する場所。
いろいろな犬がいることを知って、犬たちから学んで、人が犬に慣れる場でもあります。
一緒に歩きながら、たくさんの犬たちを観察して、あなたの中の犬という動物について、正しく上書きをしていってくださいね。
読んだよ~♪のぽちっ!をいつもありがとうございます。