
こんばんは!グリグリの藤です。
エアコンをずっと稼働させているのに、寝苦しくて夜中に目が覚めたら、かのこが胸の上にどっかりと乗って寝ていました。
寝苦しいはずだわ(^_^;)
部屋の中で、それぞれが好きな場所で、好きなように寝ているわが家の毛むくじゃら達。
ひじきは、私と一緒に布団に入って寝ることが多いですが、暑い時期は、布団や床の上に寝ころがっています。
小麦は、サークル内のベッドです。
1歳ごろまでは、小麦も一緒の布団で寝ていました。
ですが、とぉちゃんの寝相が悪く、蹴られてビックリした小麦が、とぉちゃんを咬むことが度々起こりました。
また、てんかんの発作が夜中に起きることが多く、私が寝ていると、対応が遅れてケガにつながるので、小麦はサークルの中で寝てもらっています。
※小麦はてんかんの発作で、咬んだり、暴れることがあります。

以前、この話を犬と暮らしている知り合いにしたら、「やっぱり犬と一緒に寝ちゃいけないんだ。」と言われました。
彼女の話をよくよく聞いてみると、「犬が人の上に立つから」という支配的な発想からでした。
犬が問題行動を起こすのは、犬が人の上に立って人のことを支配しようとしているからで、それを防ぐため(犬を下にするため)に、やるべきこととして言われていることがたくさんありますね。
例えば、ベッドやソファーの上にあげないとか、飼い主より先に、犬がご飯を食べないとか、ドアや門をくぐらないとか。
他にも色々・・・。
犬が問題行動を起こすのは、人を支配しようとしているからなのでしょうか?
また支配されないように、上記のようなルールを徹底すれば、問題は起きないのでしょうか?
ビックリして反射的に咬んでしまうことは、自分の身を守るための行動ですから、小麦が咬むのもいたし方ないことで、支配しようとしての行動ではないですよね。
直すべきなのは、小麦が咬むことではなく、原因であるとぉちゃんの寝相(蹴り)です。
サークルで寝るのも、お互いの安全と安心を守るためです。
そして、サークルで寝るようにしてからも、他に問題が起きなかったわけではありません。

以前にも書きましたが、問題行動には、必ず原因があります。

問題が起きた時、解決するためには、原因を見出すことが大事です。
支配的な発想が先入観としてあると、問題の本当の原因を見えなくしてしまいます。
また支配する、されるという関係では、お互いにずっと戦い続けなければならないですから、仲良く楽しい暮らしとは、かけ離れていきますよね。
自分の中で信じてきたものを崩すことは、なかなか難しく、勇気がいることですが、自分の中から支配的な発想を一掃したところから、犬との仲良く、ごきげん♪な暮らしがはじまると思います。
科学的に否定されている考え方が、いまだに広く支持されていて、本やネット、犬のプロやご近所の犬飼さんからもらうアドバイスなどなど、あらゆるところで多く見聞きします。
それらを鵜呑みにしたり、惑わされないように、犬について学んだり、考えることは、ずっと続けていきたいですね。